維新後の肖像ー関東大震

 九十五年前の今日、大正十二年(1923)九月一日、関東で震災がありました。その時の写真です。当時、お屋敷が弥生町(本郷区向ヶ岡弥生町)にあり、そこから神田方面に見えた大火災の様子が写っています。白黒なので分かりにくいですね。

 

 

 本郷キャンパス・浅野地区の解説 http://www.aru.u-tokyo.ac.jp/asano_panel.htm

 

 

同年十月頃。赤ん坊が頼子様、抱いてらっしゃるのは恐らく安子女王。 

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こちらは「十二月八日、須磨に来た節、望子撮影」とあります。

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この写真の裏書に「弥生町父上」とあることから、上の震災写真の撮影者が中央に映っている方、浅野長之と分かります。母上とあるのは隆興の母上で、朽木家からいらしたのぶ子様です。

 

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